4Gamerにスクエニ野村哲也氏へのインタビューが掲載されていますのでご紹介。キングダムハーツ2.8の位置付けにはじまり、話はゲーム開発手法の話題へ。野村哲也氏はキャラクターデザインをする時に、2Dのイメージ画は詳細まで書かず、3Dモデリング上でモデラーと細部を擦り合わせていくそうです。
モデルを作るときも最初は密な指示はしないんですよ。モデラーにも感性はあるし,個々の特徴もあるので,そのモデラーの解釈で一度作ってもらって刷り合わせていく。いろいろな人のアイデアが入ったほうが絶対に面白くなりますし,チームのメンバーも指示した以上のものを作って,常に僕を驚かそうと思っていますから。
トップダウンで決めるのではなく、様々な人のアイディアを持ち寄ってよりよくするために、それを促すような手法になっているようです。インタビューの最後は今後の予定を明らかにしていて、既報のとおり2.8が12月発売でKH3続報も同じタイミング。KH3の開発は遅れておらず、アンリアルエンジンになって以降は予定どおり進んでいるそうです。また、FF7リメイクも続報は出ていませんが「突然出すことになるかも」と水面下で開発が進んでいることを伺わせる発言がありました。今は待ちの時ですかね。(4Gamer)