フルCG映画「キングスグレイブFF15」。CG業界の専門誌である「CG WORLD」に開発チームへのインタビューが掲載されています。それによると、プリプロ(事前準備)を経て制作がスタートしたのは2015年夏だったそうです!わずか1年未満であのクオリティの映像を2時間分も作成するという超短期開発のため、世界49社がパートナーとして参加する制作体制が敷かれたことが明かされています。制作にあたっては映画の脚本を直すスクリプトドクターの専門会社などに協力を求めたり、社内のローカライズチームで英語化したり、ヴィジュアルワークス独自開発ツールをパートナーにも公開したりと、最高の作品を作るために社外と社内を問わずにノウハウを結集している様子がうかがえます。(CG WORLD)
「先方に熱烈なFFファン の方がいらっしゃったりすると『絶対この仕事をとってくれ!』と社内で働きかけてくださったり。こちらが修正のお願いをする前に自主的にブラッシュアップしてくださるスタジオさんがいらっしゃったりもしました。
インドのパートナーを訪ねたところ『水の問題でレンダリングできない』と言われました。サーバルームが漏水でもしたのかなと思ったら、インドでは水力発電が主 流で、干ばつのときには電力が供給されないことがあることがわかりました。
映画の公開はいよいよ7月9日(土)です。
関連:公式サイト
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