京都で開催されていたインディーズゲームの祭典「BitSummit」に参加していた坂口博信氏へのインタビュー記事をご紹介。ご存知のとおりファイナルファンタジーをこの世に生み出した張本人なわけですが、映画「キングスグレイブFF15」を絶賛しています。CGについては115分もクオリティを維持できるのか心配していたそうですが、品質を維持してきた出来上がりを観て「とにかくすごいの一言」とのこと。内容についても次のように語っています。
ストーリーに関しても、重い父親の話を知ったうえで、ノクトという青年をゲーム本編であやつる。それだけでグッときます。
――感情移入の度合いが違いますよね。
坂口 そうですね。これはなかなかおもしろい、すごい贅沢だなと思いました。正直デモ版の『FFXV』をプレイしたときは、「こんな男4人で旅して、どこがおもしろいの?」って若干思ったんですけど(笑)。(中略)『キングスグレイブ ファイナルファンタジーXV』を見て、彼らが旅している理由が分かりました。ノクトが俄然好きになりましたね。
――おお!
坂口 ルーナも好きになっちゃいましたね。いつ本編ででてくるのか楽しみでしょうがない。
これは多くのファンが同じ感想を持ったのではないでしょうか。映画内で明かされていない謎もありますし、ゲームの導入に映画を使うという贅沢で新しい手法になっていると思います。(ファミ通)