極めて高いクオリティの映像が2時間もぶっ続けで流れるフルCG映画「キングスグレイブFF15」。画面内の圧倒的な情報量を作り込むために世界から数十社が制作に参加し、わずか1年足らずで完成したことはすでにお伝えした通りです。今回、CG業界の専門誌「CG WORLD」のWeb版に本作の開発スタッフインタビューが掲載されました!キャラクターのモデリング、背景セット、大道具&小道具がそれぞれどのように制作されていったのか?その過程が開発画面のスクリーンショットつきで詳細に明かされています。
10社以上もの外部パートナーが参加しているため、社内でエラーチェックや最適化などクオリティを一定に保つ作業も必須であった。そこでテクスチャの数や形式、パスなどあらゆる情報がひと目で確認でき、仕様通りに作成されているかチェックする機能を備えたデータ管理ツールを開発し、このツールを各社に配布して納品前に不具合がないか確認してもらうといった方法で効率化を図ったという。
CGに限らず、一般的に人が増えれば増えるほど品質を均一に保つのが難しくなっていくものですが、スクエニでは専用のツールを開発したりして少ないてまで品質をチェックできるようにしているようです。(CG WORLD)
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雑誌の方で読みましたが、分業する上で整合性を保つための工夫が垣間見えて非常に面白かったです。
魔法のように非現実的なものは本社でガッチリコントロールしたというあたりが流石ですね。
資料をよく見るとレギスの魔法だけ他キャラより強力なエフェクトにする指示がしれっと書いてあったり…。