FFシリーズ黎明期をドット絵で支えたドット絵の神、渋谷員子さんへのロングインタビューです。貴重すぎる開発資料やスクウェアのレジェンドの面々のエピソードが満載です！
私がいたビルには10人くらいでした。坂口博信、田中弘道、青木和彦、植松伸夫（敬称略）はもういました。あとは中田浩美さんっていうグラフィックの先輩もいて、他に総務、営業の人も含めればだいたい10人。（中略）私がハタチで入って、坂口は私の２コ上……。田中は３コ上。青木もそのくらい。皆さん22～23で、まだ大学生でした。
面白いのは、FFは当初からドラクエと違う思想で作られているところ
坂口とか、あと河津（秋敏）もそうでしたけど、とりあえず「こういう方向で行くから何か描いて」って言われて、先にどんどん絵を描いちゃうことが多かったです。企画が上がってくるのを待たずに。
ドラクエは堀井さんのトップダウンで仕様が決まって行くけど、FFはスタッフが思い思いに全力投球していくボトムアップ型。その違いは当時から既にあったんですね。（ファミ熱！！プロジェクト）
関連：インタビュー第1回 第2回 第3回 第4回