ソニーは、ミラーレスフルサイズ一眼カメラ「α9」を正式発表しました!センサーには世界初として今年2月に米国の学会で発表されたDRAM積層型CMOSを使用し、これにより、読み出し速度が飛躍的に向上。2400万画素20コマ秒の高速連写を、ブラックアウトなしで連続362枚(RAWは241枚)まで続けることができます。しかも無振動。693点の像面位相差AFとコントラストAFのハイブリッド、5軸手ブレ補正、サイレント撮影、拡張ISO感度20万4800、6K読み出しの4K動画撮影、Wi-Fi/NFC/Bluetooth、タッチパネルAF、デュアルSDカードスロット、LANケーブルによる高速ファイル転送、容量2.2倍の新バッテリと最強なスペックとなっております。これだけ詰め込んで本体重量は1kgを大きく下回る625g。
従来の一眼レフカメラは、その機構上どうしても撮影時にブラックアウトしてシャッターが動く振動が発生しますから、ブラックアウトフリーかつ無振動で20連写というのはミラーレスである良さを生かしたとんでもない機能です。画像センサーを自前で開発できるソニーならではのフラッグシップ機と言えます。リオ五輪ではキヤノンとニコンの独壇場でしたが、スポーツや報道のプロカメラマンを強く意識したこのα9が、そこに風穴をあけることができるか注目されます。米国価格は4500ドルで5月発売。(デジカメWatch)
関連:プレスリリース(ソニーUK)
参考:積層型CMOSセンサーの
これは、従来の裏面照射型画素部分と信号処理回路部分との2層構造の積層型CMOSイメージセンサーに、さらにDRAMを積層したものです。
スペックヤベエ値段もヤベエ
化け物じみた性能でワロタ