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FFの父、坂口博信氏ロングインタビュー!もう後が無いから「ファイナル」ファンタジーになったというのは後付けのエピソード

坂口博信
FFの父である元スクウェア副社長の坂口博信氏へのロングインタビューです。氏の子ども時代からはじまっていて、父親が日立製作所に転職したから九州から日立市に引っ越してきたことなど、他ではあまり語られていないことに触れられていて、めっちゃ面白いです。こういうロングインタビューを紹介する時はどこを切り取って紹介すべきか悩みますねぇ。
あえて言うなら、横浜国立大の在学中に日吉の「電友社スクウェア」に入社して、最初のゲームをする作るときにアップルIIのコピープロテクトを外すくだりとか、ディティールが細かくて面白い。このあたりは坂口さんのトーク構成のうまさが表れているかんじ。 FFの語源エピソードは改めて通説である「最後だからファイナル」説が否定されております。

「FF」になるワード探しから始まったんです。片一方は「ファンタジー」でいいねとなったんですけど、(中略)もう片一方は最初「ファイティング」だったんです。

インタビューの中盤には、集英社の鳥嶋さんとの出会いについて語られています。以前紹介した電ファミニコゲーマーの鳥嶋さんインタビューを読み返すと倍楽しめます。

『IV』からキャラクターとかシナリオ、特にキャラクターを重要視するようになりましたが、これは鳥嶋さんの教え のおかげです。ジャンプ編集部はマンガをどうやって面白くしていくかっていう確固たる方法論を持っているプロなわけですよ。そんな彼らからすると当時のゲームっていうのはやっぱり稚拙に映ったんでしょうね。かなりキツイ言葉をたくさんもらいました。

それと、記事に添えられている写真がいちいち凄いです。保存版です保存版。(es)

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