FF1からスクエニでドット絵を描き続けている「ドットの匠」こと、スクエニ渋谷員子さんへのインタビュー記事をご紹介。方眼紙のような画面上で、1マスずつ色を塗っていく作業は、FF1を開発していた30年前のからあまり変わっていないとのこと。そんなゲーム業界黎明期はどこにも手本がない状態だったため、それまでの人生経験を総動員するしかなかったそうで、好きな漫画をまねしていた小学生時代、毎日のように石こう像をデッサンしていた中学生時代などの経験が生きているそうです。
ドット絵は究極のデフォルメで、分業が難しいために技能の継承が課題となっているとか。
「ファイナルファンタジーブレイブエクスヴィアス(FFBE)」の監修をしている関係で、外部の開発会社の方に直接教えに行く機会があるのですが、その時はもう、3~4時間付きっきりで、手取り足取り指導しています。実際にやって見せた方が理解も早いので、私がポーズを取って見せたり、紙に書いて説明したり。
と、ノウハウを外部や若手スタッフに伝授する活動を行なっているようです。
最近はアルバムのジャケットデザインとか、プロモーション用のドット絵とか、ゲーム以外の媒体でも渋谷さんのドット絵を見る機会が増えましたね。今後もかわいいチビキャラを生み出していってほしいです!(zing!)