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ドラクエ11の堀井雄二氏「レールの上で安心させた上で、いくらでも寄り道できるようにする」「勇者とは、諦めない人」

濃密な記事を書くことで定評のある「電ファミ」に堀井雄二さんへのインタビュー記事が掲載されており、内容が素晴らしかったのでご紹介します。

管理人もドラクエ11をプレイして今クライマックスなのですが、「テキスト」の巧みさにすっかり魅せられてプレイしています。RPGの頂点はドラクエだと改めて認識させられる良作です。

このインタビューでは、堀井雄二さんの考えている、ゲームに対する哲学を深く掘り下げる内容となっています。最初はドラクエ11の話。構想を練っていた当初はオープンワールド形式も考えていたそうですが、

オープンワールドは自由度が高い反面、諸刃の剣の面もありますね。ユーザーが何をしたらいいか分からなくなる難しさも、ありますからね。あと、最初からどこでも自由にいけてしまう世界は、大きな物語の導線を作りづらいと思いました。

と、その欠点も考慮し「レールの上で安心させた上で、いくらでも寄り道できるようにする」という落ち着いたそうです。

続いて話題は歴代タイトルのゲームデザインの重要なポイントに触れていきます。こうした話を読んでいくと、ゲームのどこを面白いと感じるのか?をとことん突き詰めていく堀井さんのゲーム作りに対する姿勢をうかがい知ることができます。そうして、あらためてその偉大さに感服するのです。

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