2018年2月15日(木)発売予定のPS4/Vita/Windows「聖剣伝説2 シークレット オブ マナ」。完全3Dとなってリメイクされるにあたり、スクエニのサガシリーズの神として知られる河津秋敏氏からのメッセージが公式サイトに掲載されました! 開発当時を振り返りながら、聖剣伝説シリーズや石井ディレクターの魅力を伝える内容となっています。
「聖剣伝説2」を石井君、田中さん、ナーシらが作っている頃、自分はロマサガ2を作っていました。スクウェアが赤坂から恵比寿に引っ越した頃で、「FFV」や「半熟英雄2」なんかが同時に走っていたような記憶があります。ゲームボーイからスーパーファミコンに変わり、白黒からカラーになり、プログラマもナーシになり、音楽もイトケンから菊田君に変わりと、色々と変化が多くて、ゲームを考える石井君も夢が広がったり、考えなきゃいけないことが多かったりで、大変だったんじゃないのかなーとか、今更ながらに思います。
石井君の世界観は見た目も含めてメルヘン寄りな部分が強いと感じてますが、キャラクターの設定なんかは、自分が作るものよりもずっと重いものを背負わせていたりして、そのギャップが石井作品の魅力なんじゃないかと勝手に解釈しています。ギャップと言えば、石井君自体が見た目と頭の中のギャップが凄い人なんで、一緒に仕事をすると啓発される部分が多くて楽しいです。その分大変でもありますが、仕事は大変な方が楽しいので、これからも石井君が周囲を大変な目に合わせながら作品を作り続けてくれるといいなと思います。
石井さんといえば、坂口さんも過去のインタビュー記事で、見た目と中身のギャップを語っています。
だから、もう仕方なく、僕はリクルートをしました。
そうしたら、孔雀みたいな羽をつけた革ジャンを着てるような、チンピラみたいな奴が面接を受けに来たの。「こんちはーっす。面接やってんすよね?」とか言って。ところが、そいつが開いたノートを見たら、可愛らしいキャラの絵がたくさん描かれていて、「なんだこれは……」と思った。あまりに面白いから、採用です。それがFFのキャラやチョコボの生みの親の石井浩一でした。後に、彼は「聖剣伝説」シリーズを作りました。
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それより住居探しは大丈夫なのかよと思っちゃう