またすごいカメラが出た…!ソニーのフルサイズミラーレス機「α7」シリーズの中で高画素を担当している「R」シリーズの三代目の機種となる「α7R III」が発表されました。バッテリーの大容量化、ジョイスティック、タッチパネルフォーカス、オートフォーカス速度向上、グリップ大型化など、秒間10枚連写、デュアルカードスロットなどなど2代目の不満点を一つ一つ潰した正当進化モデル。さらに、1億6960万画素分のピクセルシフトを搭載しています。その仕組みは次の通り。
ボディ内手ブレ補正機能を高精度に制御し、イメージセンサーを正確に1画素分ずつずらして計4枚の画像を撮影。その4枚の画像が持つ約1億6960万画素分※26の膨大な情報から1枚の画像を生成し、建築物や美術品などの細部の色や質感を忠実に再現することで、被写体の空気感までも表現することができます。通常は、各画素ごとにR・G・Bのうち1色分の色情報を得て、残りの2色分の色情報を周辺画素の情報から補間処理するのに対し、ピクセルシフトマルチ撮影では有効約4240万のすべての画素においてR・G・B全色情報を持つ画像が生成されるため補間処理が不要となり、色モアレ(偽色)の発生を最小限に抑え、より高精細かつ忠実な質感描写を実現します。
発売は11月25日で、オープン価格ですが、市場推定価格は37万円とのこと。ニコンD850が戦略的な値付けをしてきて爆売れしてますから、それに対抗する機種ということでしょうか。凄すぎる…。