FF7アドベントチルドレンの共同監督、そしてキングスグレイブFF15では監督を務めたスクエニの野末武志氏と、アニメ「シドニアの騎士」やまもなく公開の「GODZILLA 怪獣惑星」の瀬下寛之監督の対談記事をご紹介します。CGソフト会社であるAUTODESKのサイトに掲載されているもので、9月に開催された「Autodesk University Japan 2017(AU Japan)」でのセッションのレポート記事となります。
内容は、フォトリアルとアニメ調(セルルック)の異なる領域で最先端にいる二人が、それぞれの制作手法を明かしながら違う点や共通点を語り合っていくというもの。基本的な制作フローはかなり似ていて、「セルルックでもフォトリアルでも3DCGは制作の工程が同じです。むしろ手描きアニメのワークフローとは相当違います。」とのこと。
興味深いのは構成を固める時のプロット作業。
野末:僕はエクセルでプロットを書き出す作業をやってますよ。
瀬下:僕はポストイットとホワイトボード(笑)。意外とレトロ。。
野末:これを読みながら声優さんたちが頭に入れていく。大変だ。
瀬下:プレスコでの収録音声を、まず一旦編集します。まずはラジオドラマとして面白い作品を目指します。それで面白かったら絵をつけたらもっと面白いはずなので。
野末:僕らはこれをモーションキャプチャでやってます。
これはいつの時代もどんな技術でもそんなに変わらず、思い思いのアナログ的な方法で行われているみたいです。
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最先端の話は非常に興味深いな・・・面白い
どういう環境でこのレベルのCGを作ってるのか知りたい