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日記:米国でスバル インプレッサが納車! 日米クルマ事情の違い

今まで1か月間レンタカーを借りていたのですが、やっと自分の車を確保しました! ホンダ シビックにしようか、トヨタ カローラにしようか、せっかくだからFordにしようかとか、いろいろ迷ったのですが、冬はマイナス10度になるボストンの気候で安心して運転できるようにAWD(四輪駆動)のインプレッサにしました。日本では子育て的にトヨタ シエンタに乗っているのですが、プラットフォームから一新したインプに乗ってみたかったわけですよ!

ということで、日米クルマ事情の違いについて簡単にご紹介してみようと思います。定量的なちゃんとした記事というよりは、感覚論で終わっちゃってます(笑)。

買い方の違い

日本ではいろんなオプションを細かく指定して、注文後に工場で生産してもらう形ですが、こちらでは在庫の中から選ぶスタイル。なので色とかオプションが必ずしも希望通りにいくとは限らないのですが、その代わり納期は「当日」です。

↑こんなかんじで販売用の新車がズラーっと並んでいるんです。
(今回、僕は代理人に買ってもらったので即日持って帰るのは体験せず)

人気スタイルの違い

日本ではミニバン、SUV、コンパクトのスタイルが人気ですよね。米国ではピックアップトラック、セダン、SUVが人気です。巨大なピックアップトラックは日本の街ではとても走れないと思いますし、ザアメリカってかんじでステレオタイプなイメージ通りですが、セダンも人気なのには驚きました。ボストンだとピックアップトラックよりもセダンのほうがよく見ます。ちなみに、米国で一番売れているセダンはなんとトヨタのカムリです。

日本ではセダンのスタイルは高級車くらいでしか見かけなくなってきましたが、こちらの主流は依然としてセダンです。日本では「狭い道での運転のしやすさ」「子どもや老人の乗り降りのしやすさ」からミニバンやコンパクトが好かれていますが、こちらは駐車場が広いので、スライドドアでなくても普通に乗り降りできてしまいます。それよりは「走って快適」というところに目が行くのかもしれません。
参考:2016年に米国で最も売れたクルマのトップ10

ガソリン車が人気

日本ではハイブリッドが人気ですが、米国ではみなガソリン車に乗っています。プリウスも人気ではありますが、それ以外の車種ではハイブリッドの選択肢が日本ほどありません。しかも、アイドリングストップはしません。アメリカは国土が広く、「赤信号でも右折はしていい」のルールがあったりして、そもそもクルマが停止する機会が日本より圧倒的に少ないです。なので、停止時のエネルギーを充電するハイブリッドカーや、10秒以上停止したくらいで元が取れるアイドリングストップは効果が薄いのかもしれません。

今回僕が購入したインプレッサも、日本では1.6リッターと2.0リッターのモデルがありますが、こちらでは2.0リッターのみ。「踏んだら踏んだだけスピードが出る」のが良いのでしょうね。実際に運転していても、高速道路での合流や、大きな道路への進入などでは思い切った加速が必要なシーンが何度も出てきて、一日にけっこうな頻度でアクセルをぐっと踏み込んでます。

駐車は頭から突っ込む

最後に駐車の仕方。こちらのお店はみんな「イオン」と思ってもらっていいです。巨大な駐車場が平地にだだーっとあって、そこに乗りつけて頭から突っ込んで駐車。で、巨大なカートで買い物して、カートのまま車の前まで来て、トランクに荷物を移し替える。頭から突っ込んでおけば、トランクとカートを密接できて便利なわけです。 帰るときはバックとなり視界が悪いので、死角の障害物を検知してくれるblind detection機能があると便利です。こんなかんじなので、バックモニターをあんまり見ないです。日本では見まくってましたけど…。

といったかんじです。生活スタイルや国土が違うので、それに合わせてクルマも違うんですね。今回のインプレッサも、日本では自動ブレーキ「アイサイト」が標準装備でしたがこちらではオプション装備でした。自動車会社もそれぞれの国に合わせて戦略を変えているのがわかって面白いです。

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