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リメイク版「聖剣伝説2」、作曲の菊田裕樹氏インタビュー!冒頭のクジラの声や曲名「子午線の祀り」の意図が明らかに

2018年2月15日に発売されるPS4/Vita/Steam「聖剣伝説2 Secret of MANA」について、スーパーファミコン版で全曲の作曲を手掛けた菊田裕樹氏へのインタビュー記事をご紹介。当時のスクウェアでの開発のやり方や、冒頭のクジラの声の狙い、曲名「少年は荒野をめざす」「子午線の祀り」の意図などが語られています!

ゲーム中の世界は、いろいろな生き物や命で満ちている。だから、この生き物の声で、その世界を表現してみたかった。それを、ゲームを起動させていちばんに感じてほしかったので、タイトル画面でクジラの鳴き声を入れたんです。

いまは気がつかなくても、5年後10年後にまた本作をプレイしたり、サントラで曲名を見たりしたときに、「この曲名はどういう意味なんだろう」と元ネタを調べたくなるような名前にしたいなと。(中略)プレイした人たちがそこから新しい作品に出会って、より文化的な体験ができると思うんです。『子午線の祀り』というタイトルは、木下順二氏が手掛けた戯曲が元ネタになっています。私は高校生のときにこの『子午線の祀り』の演劇を観て、ものすごい衝撃と感動を受けたんです。

菊田さんとしては、本作をファンへのお祭りにしたいそうで、それもあって今作のBGMを様々な作曲家にアレンジしてもらったのだとか。子どものころに聖剣2をプレイした方も参加されているそうです!ますます楽しみになってきました!

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