スクエニホールディングス傘下Eidos Montrealで開発されているゲーム「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」について、開発トップのDavid Anfossi氏が同作の制作費について語っています。
“Shadow of the Tomb Raider, and other different AAA single-player games, cost $75 million to $100 million,” Anfossi admits. “And that’s production only; it’s close to $35 million on the promotion.
この作品やほかのトリプルA級のタイトルには、7500万ドル(80億円)から1億ドル(110億円)をかけているそうで、それとは別に広告費として3500万ドル(40億円)ほどになるとのこと。これだけのお金をかけて元が取れるのかと言えば、売り上げが1作目は1100万本、2作目が700万本とこれまたスゴイ数字。大金をかけて最高のものを開発し、全世界に広く売って回収するというハリウッド映画のビジネスモデルと似ているのがわかります。
開発費のほとんどは人件費ですから、それだけ多くの人がかかわっているということ。大人数での開発にはミドルウェアの開発やマネジメント、多くのパートナー会社への発注と品質管理など少人数開発とは異次元のノウハウが必要となります。日本のゲーム会社もこういったノウハウを獲得して、日本産ゲームもこういった規模で世界的に売れる作品が増えるといいですね。ご参考までに、FF15が650万本、モンハンワールドが750万本。
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スクウェア・エニックス (2016-10-13)
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