ゲーム配信サイトSteamで配信されているPC版「クロノ・トリガー」の第2回アップデートが実施されました。配信当初はドット絵のHD化にムラがあったりして海外で大不評だったわけですが、1回目のアップデートで大幅に改善し、今回はユーザインタフェースをゲームパッド/キーボードに最適化したモードを追加。スクエニでは引き続き6月もアップデートを配信するとしており、その真摯な対応を含めてコミュニティでの反応も高評価となっています。
バトルUIの変更
ゲームパッドやキーボードでのプレイがより快適になるように、バトル画面のユーザーインターフェース(操作方法や画面レイアウト)を大きく変更しました。メニュー画面の「せってい」から、「パッド/キーボード」と「タッチパネル/マウス」のインターフェースを選択することができます。
マウスやタブレット端末などでプレイする場合は「タッチパネル/マウス」を選択すると、以前のインターフェースのままプレイできます。ポーズ機能の実装
バトル中にゲームパッドのポーズボタンか、キーボードのスペースキーを押すと、バトルをポーズ(一時停止)できるようにしました。ワールドマップのキャラクターグラフィックを調整
ワールドマップ画面での操作キャラクターのグラフィックを調整し、ドット表現を美しくしました。ムービーの解像度を向上
アニメーションムービーの解像度を向上させ、表示サイズを拡大しました。動作の改善
特定の場面でゲームの動作が遅くなる(処理落ちする)問題を緩和しました。韓国語フォントの変更
韓国語について、端末に搭載された標準フォントから、よりゲームの世界観に合わせたフォントへ変更しました。
中国語(繁体字・簡体字)については、次回以降のアップデートでの対応を検討中です。不具合の修正
その他、細かい不具合を修正しました。
過去記事:
海外でSteam版『クロノ・トリガー』の「ドット絵」の問題点が指摘され、修正mod開発が進行中
Steam版「クロノ・トリガー」修正パッチリリース。オリジナルのドット絵が選択可能に