国連の専門組織であるWHO(世界保健機関)は18日、ビデオゲームのやりすぎでゲームに依存してしまう「ゲーム障害(Gaming disorder)」を新疾病に認定しました。WHOのドキュメントには下記のとおり記載されています。ゲーム障害だと診断するためには12カ月間の症状が出ていることが基準になるようで、そう簡単に診断できるものではなさそうです。
Gaming disorder is characterized by a pattern of persistent or recurrent gaming behaviour (‘digital gaming’ or ‘video-gaming’), which may be online (i.e., over the internet) or offline, manifested by: 1) impaired control over gaming (e.g., onset, frequency, intensity, duration, termination, context); 2) increasing priority given to gaming to the extent that gaming takes precedence over other life interests and daily activities; and 3) continuation or escalation of gaming despite the occurrence of negative consequences. The behaviour pattern is of sufficient severity to result in significant impairment in personal, family, social, educational, occupational or other important areas of functioning. The pattern of gaming behaviour may be continuous or episodic and recurrent. The gaming behaviour and other features are normally evident over a period of at least 12 months in order for a diagnosis to be assigned, although the required duration may be shortened if all diagnostic requirements are met and symptoms are severe.
(Google翻訳)
ゲーム障害は、オンライン(すなわち、インターネット上)またはオフラインである可能性のある持続的または反復的なゲーム行動(「デジタルゲーム」または「ビデオゲーム」)のパターンによって特徴付けられ、1)発症、頻度、強度、期間、終結、文脈)に依存する。 2)ゲームが他の生活上の利益および日常活動よりも優先される程度にゲームに与えられる優先度を高めること。 3)悪影響が発生したにもかかわらず、ゲームの継続または拡大。行動パターンは、個人的、家族的、社会的、教育的、職業的または他の重要な機能領域において重大な障害をもたらすほど重大である。ゲームの振る舞いのパターンは、連続的または一時的かつ反復的であり得る。すべての診断要件が満たされ、症状が重度であれば、必要な期間が短縮される可能性がありますが、ゲームの挙動およびその他の特徴は、診断を割り当てるために通常少なくとも12ヶ月の期間にわたって明らかである。
背景には、スマホの普及に伴っていつでもどこでもゲームに触れるようになったことや、ソーシャルゲームなど継続的に興味を煽るゲームデザインが増えたことがあるのかもしれません。何事もほどほどにしましょう!
関連:WHO資料の該当ページ