CG技術の10年に一度級の発表が来ました! カナダで開催中の国際会議「シーグラフ」の基調講演でNVIDIAが新GPUアーキテクチャ「Turing」と、それを採用した製品「Quadro RTX」を発表しました! これまでのGPUの心臓部であったシェーダのCUDAコアに加えて、深層学習向けのTensorコア、そしてレイトレーシング向けのRTコアの3種類のコアを搭載しています。これによって、これまでのGPUでは不可能だったリアルタイムCGとしてレイトレーシング方式のレンダリングを行うことが可能になっています。
Announcing NVIDIA #Turing. The greatest leap in computer graphics in over a decade. https://t.co/hMXXeiHFqA #SIGGRAPH2018 pic.twitter.com/C9sPMl3JcD
— NVIDIA (@nvidia) 2018年8月13日
レイトレーシングとは、光の線をシミュレートして物体を描くCGの方式で、とてもリアルに表示できる反面、処理が重いためこれまで映画などのプリレンダ用が主な用途でした。初代PSからPS4に至るまで、ゲームなどのリアルタイムCGにはもっと処理の軽いラスタライズ方式が使われてきました。
参考:レイトレーシングとラスタライズの違い
GPUのアーキテクチャが大きく変わったことで、それに対応するためのゲームエンジンも今後大きく変わっていくことと思われます(主要エンジンは対応を発表済み)。そして、そのゲームエンジンを採用する各ゲームも大きく変革していくのではないでしょうか。今回の発表ではプロ向けのQuadroシリーズのみでしたが、一般ユーザ向けのGeForceシリーズもこの技術が採用された製品が投入するものと思われます。具体的な発表に期待しましょう!
Find out why the world's top graphics software companies are leveraging our #NVIDIARTX development platform. #SIGGRAPH2018 https://t.co/hqMqo9BisU pic.twitter.com/duhJcD8y0A
— NVIDIA Design (@NVIDIADesign) 2018年8月14日
Read all about the new #NVIDIAQuadro RTX products announced at #SIGGRAPH2018. Purpose built for ray tracing, this is #GraphicsReinvented. https://t.co/YyKJs6bxEJ pic.twitter.com/2d6zv19zZA
— NVIDIA Design (@NVIDIADesign) 2018年8月14日
ルミナンスエンジンで使われそう。
これは世界が変わるレベルですね
強気の価格設定も納得です
間接照明とかかな。
「カットシーンを動かせるようになる」って、PS時代からのゲーマーには馴染みのある表現ですね。また一つ、時代が変わりそうです。
今までのFF15やKH3がこうなる、みたいな分かりやすい映像が見たいな
デモ映像でてました。
光の計算手法が現実に近くなるので、光沢物の反射と、半透明物質の屈折が目に見えて変わると思います。
ここまで来るとちょっと怖いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=q5MPirCyTPA
個人的にはフレームレートの方が重要。
素人私『PS5に搭載して』
ソニー『…』
素人私『PS5に搭載してほしいです』
ソニー『…』
ソニー『お値段30万円になります。』
素人私『…』