JR東日本は次世代新幹線開発のための試験車両、愛称:ALFA-Xを公開しました! 車両は現在開発中で、2019年5⽉に落成予定となります。 もっとも大きな特徴は先頭車両のデザインで、「はやぶさ」などで採用されている長い鼻の形状をさらに延長したものとなっています。1号車と10号車で異なるデザインになっており、試験で比較検討をするのだと思われます。10号車に至っては客席の窓が3つしかなく、中はいったいどんな狭い空間になっちゃってるんだと心配になってきます。
2種類の新たな先頭⾞両の形状を製作し、トンネル突⼊時の圧⼒波の抑制を⽬指します。
(1 号⾞︓東京寄りの先頭⾞)
E5 系とほぼ同じ先頭⻑としながらも、トンネル突⼊時の圧⼒波を抑えると共に、室内空間を確保することの両⽴を⽬指しています。
先頭部の形状は、「削(そぎ)」や「畝(うねり)」、「拡がり」といった、⾵の流れによって作られる要素を取り込んでいます。
(10 号⾞︓新⻘森寄りの先頭⾞)
先頭⻑を従来よりもさらに⻑くすることで、トンネル突⼊時の圧⼒波を抑えて環境性能を追求しています。
先頭部の 22m に及ぶロングノーズは、台⾞部を覆うせり出した造形、運転⼠を包み込む造形、後⽅に向けて滑らかにつなぐ造形の 3 つの造形で構成されています。