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スクエニ、上半期決算は減収減益。HDゲーム安定もスマホゲーで新規タイトルが奮わず。ルミナスでも特損を計上

スクエニHDは今年度の上半期決算を発表しました。それによると、4-9月の売上高は前年比198億円減の1,122億円。営業利益は同158億円減の100億円となりました。


HDゲームは新規IPである「OCTOPATH TRAVELER」 や「SHADOW OF THE TOMB RAIDER」を発売し、順調に推移。

MMORPG事業は前年にFF14拡張ディスクの販売があったためにそれと比べると減収に。


スマートデバイス事業では「サービスを開始したタイトルの多くが想定を下回り、既存タイトルへの売上に上乗せできず。」と奮わず。アミューズメント事業は堅調で、出版事業は増収増益となっています。


また、注目すべきポイントとして、株式会社Luminous Productionsにおける37億3300万円の特別損失の計上が挙げられます。『事業⽅針の⾒直しを実施し、同社の強みをより⽣かす⼤規模⾼品質ゲーム開発へ集中。』という方針のもとで、『同社で開発中のゲームタイトルに係るコンテンツ制作勘定の処分、無形資産等の減損損失。』を行ったことによるもの。 「見直し」と書いてあるからには、動いていたラインを止めたなどの経営判断が入ったものと思われます。結果として、開発中であったゲームの開発費を費用として計上したなどの処理が考えられます。これ以上詳しく書かれていないので想像するほかありません。

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