ソニーとマイクロソフトが戦略提携したことが公式に発表されました!マイクロソフトのデータセンタ基盤であるMicrosoft Azureを通じて、クラウドゲームやコンテンツ配信を行っていくようです。また、AI分野での連携についても模索していくと述べられています。
今回の発表では「Xbox」と「PlayStation」が今後どうなっていくのかについては触れられていません。単純にマイクロソフトがソニーからAzureを受注しただけと見ることもできます。
ゲーム業界を巡っては、今年に入ってからGoogleとAppleが相次いでクラウドゲーム事業に参入を発表するなど大きな波が訪れており、従来の据え置きハードウェアをベースとしたビジネスから、クラウドへの転換が巻き起こりつつあります。既存ゲーム業界の二大巨頭であるこの2社の提携は、まさにそれを象徴するもので、来年発売される両社の次世代ゲーム機はハードウェア単体の性能というよりは、クラウドを通じていかにゲーム体験を豊かにできるか、便利にできるかが問われていくことになるでしょう。そうした背景からすると、単にマイクロソフトがAzureをソニーに提供する以上の深い関係を模索するのは自然で、これによって破壊的イノベーションがもたらされることを期待せずにはいられません。そして、任天堂がどういう動きを見せるのかも注目です。
We’re collaborating with @Sony to explore new cloud solutions for gaming and content streaming. Read more: https://t.co/HCJN4L0ru3 pic.twitter.com/nPbULyVjIy
— Microsoft (@Microsoft) May 16, 2019