スクエニは2019年4月~2020年3月の通期決算予想を修正しました。売り上げは2700億円から2605億円へと95億円の下方修正していますが、営業利益は240億円から327億円の上方修正となっています。 売り上げ修正の理由はFF7リメイクの延期を理由にあげています。 営業利益の上方修正はFF14とドラクエウォーク、電子書籍の好調によるもの。
令和 2 年 3 月期の通期連結業績予想に関して、売上高については、HD ゲームにおいて大型タイトルである「ファイナルファンタジー VII リメイク」の発売時期を令和 3 年 3 月期に延期したことを主な要因として、前回予想を下回る見込みとなりました。
他方、利益については、コンテンツ制作勘定に係る評価減を計上した一方、MMO における多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ販売と課金会員者数増による貢献利益、スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおける「ドラゴンクエストウォーク」の好調、出版事業におけるマンガアプリ「マンガ UP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売増加等の要因により、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みです。