Appleは同社の発表イベントWWDC2020で、Macが独自CPU「Apple Silicon」を採用することを発表しました。これまでMacのCPUには2006年からインテル製を採用してきましたが、15年ぶりの変更となります。新Macの第一弾の発売は年末で、2年かけて各モデルを新CPUに移行していくとのことです。
Apple Siliconは自社開発で、iPhone/iPad向けのアプリがそのまま動作するのが大きな特徴。既存のインテルMac向けのアプリも動作するように、「Rosetta 2」というエミュレーションの仕組みが提供されます。 Appleは有力ソフトメーカへ新CPUの情報を共有しており、Adobe PhotoshopやMicrosoft Officeはすでにネイティブ動作するそうです。
MacのCPUの歴史を振り返ってみると、時代に合わせて切り替えていっていることがわかります。
1984年:モトローラ製
1994年:IBM Power PC
2006年:インテル製
2020年:Apple Silicon
今後新しくMac製品を買おうとしている方は、動向を見定めた方がよさそうです。