ソニーはフルサイズミラーレス「α7S III」を発表しました! ソニーのフルサイズミラーレスは、スタンダードモデルに加え、解像度重視の「R」シリーズ、動画重視の「S」シリーズがありますが、今回はSシリーズの最新機種となります。全機種α7S IIが2015年10月発売でしたから、実に5年ぶりの新機種です。
ソニー、フルサイズミラーレス「α7SIII」発表!
・バリアングル液晶
・冷却機構により温度25度で
4K60Pでバッテリ切れの1時間まで
4K120Pでカード上限の30分まで撮影できた
・メニューを一新しタッチパネル対応
・CF-ExとSD両対応スロットが2機
・9月末発売、3499ドルhttps://t.co/1VAoGhRiwF pic.twitter.com/RwlCVzTagb— スクエニ&ガジェットニュース:めっつぉ (@asanagi) July 28, 2020
フルサイズミラーレスをめぐっては、後発のキヤノンが起死回生をねらうEOS R5が明日7月30日に発売されることになっており、ソニーはまさにその前日に発表をぶつけてきました。
EOS R5は8K30P撮影も可能である点が多くの消費者を驚かせていますが、試用機によるとオーバーヒートの問題を抱えており、数分間しか撮影できない制限があるようです。今回のα7S IIIはa7シリーズで初となる冷却システムを搭載し、長時間の動画撮影が可能となっており、この点がアピールされているのはまさにEOSを意識しているものと思われます。
さらに、ニコンも20万円を切る低価格で5軸手振れ補正など必要十分のスペックを持つフルサイズミラーレス「Z5」を8月下旬に投入予定で、コロナで市場は冷え込んでいますが、今年の夏のカメラ市場は熱い戦いが始まっています。