スクエニ公式サイトへFF7リメイクでCo.ディレクターを務めた鳥山さんへのインタビュー記事が掲載されています。
・前編
・後編
かなり細かいところを質問して、それに鳥山さんが答えてくれる形式なのですが、そんな裏設定があったのか!と面白いものばかりです。ぜひ元記事を読んでみてください。ここでは3つほどピックアップしてみます。
●七番街スラムには猫がすごく多いですが、開発チームに猫好きがいるのでしょうか?
鳥山:ウェッジが猫好きなので、スラムの各所から迷いネコを集めてしまい、増えてしまいました。開発チームではCo-Director(GAME DESIGN/PROGRAMMING)の浜口が猫を飼っているので自分の猫をモデルにしていれてもらったりもしていました。私としては犬派のことも考えて、バランスとるように犬を増やしてもらいました。アパート天望荘の大家のマーレのそばに犬がちょこんと寝そべっているのはその影響です。
●スカーレットの犬?役の兵士は専任なのでしょうか、もしくはシフト制なのでしょうか?
鳥山:犬ではなく、スカーレットが椅子に座った時に足置きとなり、足のむくみを癒す特別な命令を受けている兵士です。そのままですが「オットマン」という名前です。彼の背中は絶妙なクッション性で、スカーレットのお気に入りなので、ほぼ24時間体制での勤務となっています。夜寝るときにも部屋の外で待たされているようです。
●神羅ビルに出てくるソードダンスはオリジナルの『FFVII』では通常のモンスターだったと思いますが、今回ボスに昇格した理由はなんでしょうか?
鳥山:ソードダンスやヘルハウスなどはオリジナル版では雑魚モンスターとして登場していたのですが、独特のデザインですので、頻繁に登場すると周囲のモンスターから浮いてしまうこともあり、ならばと逆に目立つようにボスモンスターに昇格させました。
オリジナルのFF7では、いろんなスタッフがバラバラに考えた遊びが随所にちりばめられていて、そこが大きな魅力のひとつとなっていましたが、今作でもそんな遊び心を忘れずにしっかり継承しているんですね。それが今回のリメイクが大成功したひとつの要因なのではないかと思います。