ソニーは2020年度第3四半期の決算を発表しました。それによると、2020年4-12月の売上高は6兆7789億円で前年同期比4.1%増、営業利益は9053億円(同11.8%増)、純利益は1兆647億円(同87.0%増)で過去最高益となりました。
さらに、PS5は12月末までに450万台を販売したことが明かされました。目標である「年度末までに760万台以上」の達成に向けて順調に販売できているようですが、「お客様からの強い需要には十分にこたえられていない状況。PS5をお待ちいただいているお客様に一台でも多くお届けできるよう全力で取り組んでまいります」とのこと。
また、PS5の価格は、製造コストよりも安く設定されている「逆ザヤ」状態であることが明かされました。つまり、売れば売るほど赤字ということ。しかし、ゲーム事業全体としては、ゲームソフトの売り上げやPS Networkの収入などもあり黒字になっています。
せっかくソニーが赤字で出血大サービス価格を設定しているのに、転売されて高値で取引されているのはなんともやりきれませんね。PSNでのプレイ実績に応じて販売するとか、何かしら転売を防ぐ方策を期待したいところです。
参考:決算説明資料