スクエニは3Q決算を発表しました!アベンジャーズの大失敗で2Q時点では赤字に陥っていたHDゲーム事業は、既存作品のダウンロード販売によりり前年同期比で増収、黒字転換となりました。MMORPGは安定的に高い売り上げと利益。スマホ向けゲームと出版事業は右肩上がりで成長。アミューズメント事業は新型コロナウイルス対応で大幅減収と赤字となっています。
当第3四半期連結累計期間の概況は次のとおりです。
デジタルエンタテインメント事業は、HD(High-Definition:ハイディフィニション)ゲームにおいて「FINAL FANTASY VII REMAKE」、「Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)」等の大型タイトルの発売があったことに加え、カタログタイトルの販売が好調に推移したこと、ライセンス収入等により、前年同期比で増収、黒字転換となりました。MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)においては、前年同期に「ファイナルファンタジーXIV」と「ドラゴンクエスト X」の拡張パッケージの発売があったため減収となったものの、同タイトルの継続課金収入等が前年同期比で増加したことにより増益となりました。
また、スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、「ドラゴンクエストウォーク」、「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス幻影戦争」等の既存タイトルが堅調であったことに加え、当期にサービスを開始した「ドラゴンクエストタクト」と「オクトパストラベラー 大陸の覇者」の収益貢献によって、前年同期比で増収増益となりました。
アミューズメント事業においては、政府の緊急事態宣言発出を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、第1四半期連結会計期間に国内の店舗を臨時休業としたことにより、前年同期比で大幅な減収、営業損失となりました。
出版事業においては、マンガアプリの「マンガ UP!」や電子書籍等のデジタル媒体での販売が大幅に増加いたしました。また、紙媒体での販売も好調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。
ライツ・プロパティ等事業においては、自社コンテンツのキャラクターグッズ、サウンドトラックの販売等が好調に推移したことから、前年同期比で増収増益となりました。