Switch/PS4/PC向けに7月27日に発売される「新すばらしきこのせかい」について開発者インタビューがメディア各誌に掲載されましたので、まとめてご紹介します。
・電撃オンライン
・ファミ通
・4Gamer
第一作目が発売されてから、実に14年ぶりに発売されることになったわけですが、野村哲也氏によるときっかけはアニメ化の企画が持ち上がったことだったそうです。2018年にSwitch向けリマスター版である『すばらしきこのせかい -Final Remix-』を制作した際にチームが再結集し、そのまま本作の開発に至っているそうです。
ストーリーとしては、Final Mixで追加要素だった”A NEW DAY”の続編ですが、主人公を変えて「2」ではなく「新」として今作から始めても楽しめるような新たな死神のゲームを描くコンセプト。
今回では前作に引き続き、キャラクターデザインが個性的ですが、実は3人の合作となっているそうです。
神藤:パーティメンバーについては、主人公のリンドウは野村、フレットは小林、ナギは山下がデザインしています。メインとなるツイスターズのメンバー内でも3人のキャラクターデザインが混在しているので、多様な絵柄が感じられると思います。
野村:最近登場キャラが多いタイトルが増えて来て、こういう分業制も増えて来ています。一定の統一性を出す為に、デザイン段階では自分が2人のデザインも監修し、ゲーム画面では小林が全キャラ描き起こしています。
デザインと描き起こしを分けるというのは、統一感を出しながらデザインの多様性を持たせる面白い試みですね。
主人公リンドウのデザインがマスク着用であることも話題となりましたが、Twitterでのコメントのとおり、新型コロナウイルスとは関係ないとのこと。
神藤:野村がリンドウをデザインしたのは何年も前なので、新型コロナウイルスによるマスクとは関係ありません。『すばらしきこのせかい』の公式ツイッターでも本人が触れていましたが、完全に偶然ですね。
野村:海外の方でリンドウを見て、「顎にマスクするな」と怒ってる方がいましたが、こういう状況になってからデザインしていれば、そうしていたと思います。
偶然とはいえ、この一致は運命的なものを感じますね!
また、ファミ通によれば今作は「寄り道せず進めてもエンディングまで50時間はかかる」大ボリュームだそうです。夏休みに引きこもってプレイするのにちょうどよさそうです!
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