7月29日の発売までいよいよあと3日となってきた「ファイナルファンタジーピクセルリマスター」シリーズ。FFの第一作目からドット絵を打っている「ドットの匠」ことスクエニの渋谷員子さんが自身のTwitterで制作の苦労を語っています。
それによると、FF1のオープニングの1枚画像はデジタルの元データが5インチフロッピーディスクに保存されていて読みだせないため、当時プリントアウトしてあった「紙」から目でドットを読み取り、同じシルエットになるように打ち込んでいったとのこと。
また、「最大の敵は液晶」と、ブラウン管と違って細部までくっきりはっきり映ってしまう液晶でのドット表現の難しさも語られています。
あと3日になってた!#FFピクセルリマスター https://t.co/cNglcsxDx1
— kazuko shibuya (@Skazuko) July 26, 2021
リマスターではFF1で描いたこちらも自らリニューアル。手前のシルエット部分は変えたくなくてこのプリントを見ながら目コピで完全再現しました。この1枚を印刷した34年前の自分に助けられた😊#FFピクセルリマスター #ff pic.twitter.com/20iLe4Es7O
— kazuko shibuya (@Skazuko) July 26, 2021
オリジナルのFF1~3のキャラデータは5インチのフロッピーディスクに入ってるので今のツールでは見れません(もちろん4~6も)なので当時の印刷物を頼りに1,2,3のプレイヤーキャラはすべて目コピで再現して保存してあります。小さいサイズでスーファミまでなら目コピ可能#FFピクセルリマスター #FF
— kazuko shibuya (@Skazuko) July 26, 2021
5インチフロッピーって何よ?って感じですがセーブする時ガッコンガッコンって音がするのよ(笑)保護シール貼らずに上書きして悲鳴上げた事もあるわよ(悲)
— kazuko shibuya (@Skazuko) July 26, 2021
リマスターの最大の敵。それは液晶。。。例えるなら味わいのある和紙から光り輝くつるつるピカピカ真っ白な紙へ挑戦するかのような。#FFピクセルリマスター
— kazuko shibuya (@Skazuko) July 26, 2021
例えば、液晶とブラウン管ではここまで違います。
ウィザードリィ モンスターグラフィック続き
コボルトも何だろ、レトロフリークのHDMI出力だとチョット可愛い感じまでしちゃうんだけど、ファミコン+ブラウン管だと凶暴な魔獣に見えるんだよね(汗) pic.twitter.com/vRt7v1opw3
— ぐも (@MOG4791) July 17, 2017
最近はウィザードリィを実機+ブラウン管でずっと起動させてるけど、やっぱりウィザードリィのモンスターグラフィックはブラウン管の滲みありきのデザインに感じるなあ。
レトロフリークのHDMI出力だと綺麗すぎて無機質でコミカルにさえ感じるけど、ブラウン管でみるとホント不気味で恐い(汗) pic.twitter.com/qZVtag5H2w— ぐも (@MOG4791) July 17, 2017