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作曲家・すぎやまこういちさん死去、90歳。最後の仕事は開発中のドラクエ12

作曲家のすぎやまこういち氏が9月30日に敗血症性ショックのため死去したことが公表されました。90歳でした。ご存じの通りすぎやまこういち氏は「ドラゴンクエスト」のナンバリング作品の作曲を一人で担当し続けており、開発中の最新作「ドラゴンクエスト XII」の作曲が最後の作品となったとのことです。葬儀・告別式は親族のみで執り行われたそうですが、スクエニはお別れ会の開催を予定しています。

スクエニの公式サイトには、35年にわたって共にドラクエのメインクリエイターであった堀井雄二さんと鳥山明さんからの追悼のコメントが掲載されています。また、プレスリリースにはスクエニ松田社長からの追悼文が掲載されています。FFの音楽の父である植松伸夫さんは自身のTwitterに追悼コメントを投稿しています。

ドラクエのアルバムを聴きながらみなさんのツイートをまとめましたが、やりきれない思いです。フジテレビのディレクターという今でいう「勝ち組」のポジションでありながら、55歳で「ゲーム音楽」という新しい分野に飛び込んでいき、そこから数々の名曲を生み出し、ゲーム産業に偉大な功績を遺されました。ゲーム音楽を表した氏の有名な言葉に「聞き減りのしない音楽」というのがありますが、まさしくそのとおりで、ドラクエ5「戦火を交えて」はもう何百回、何千回聴いたかわかりませんが、なんど聴いても美しく勇壮。あっという間にゲームの世界に引き込まれました。半熟英雄2の上品で下品な音楽、今でも大好きです!!! 本当に残念でなりません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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