スクエニは、FF14パッケージ版とダウンロード版の販売を停止し、広告も出港停止にすることを発表しました。12月7日に発売された拡張パッケージ「暁月のフィナーレ」が世界中で大好評となり、連日のサーバ混雑状態が続いていることへの措置です。吉田Pは次のようにコメントしています。
現状、プレイ時間の集中により、特にピークタイム付近には、非常に長い待機時間が発生しており、サーバーの許容量を超える状況となっていることから、『ファイナルファンタジーXIVスターターパック、およびコンプリートパックの出荷/販売を一時停止』させていただきます。また、フリートライアル版につきましても、ログインに際して製品版アカウントが優先される仕様ではあるものの、深夜帯以外はログインもままならないことから、こちらも一時登録受付を停止させていただきます。
これらの一時的な販売停止については、各小売店さま/オンラインショップさまとの連携の都合上、数日間をかけて徐々に停止していくことになります。各所にご協力いただき、できるだけ早急に停止してまいりますが、五月雨式となることをご容赦ください。
また、CMやオンライン上の広告についても、新規出稿はすべて停止させていただきますが、すでに決済が完了し投下が確定してしまっているものなど、編成の都合上、いくつかは即時停止できないものも存在いたします。こちらについてもご容赦いただけますと幸いです。
根本的な問題の解決にはサーバを増設するしかないわけですが、世界的な半導体不足の影響でサーバ機器が届かない状態とのこと。そんな中でも来年1月にはロードマップを発表できる見込みとしています。
2021年7月頃より、新規プレイヤーの大幅増加に合わせ、新論理データセンターの構築、新規ワールドの追加などを進めておりますが、新型コロナウイルス感染症の影響により、半導体工場の生産停止、生産数低下、加えて金属マテリアル素材の不足などの影響を受け、追加が行えず、ご迷惑をおかけしております。通常よりも多くの費用を投入しているものの、物理的にサーバー機材が不足している状況のため、状況の改善に時間を要しております。
その中でも世界中のIT機器ベンダー様のご協力で、納期や台数の情報が少しずつ届き始めております。FFXIVのサーバースペックは高く、また1論理DC追加するにあたっても、数百台のサーバーが必要となるため、相応のお時間はいただくことになりますが、少しずつ進展が見え始めました。
これに合わせ、サーバチーム/インフラチームが総力を挙げて、新たな追加に向けて計画を進めており、2022年1月中には、ある程度のロードマップをお知らせできるかと思います。