スクエニHDは、3Q決算を発表しました。それによると、売上高2556億1600万円(前年同期比6.6%減)、営業利益413億1500万円(同17.6%減)、経常利益508億500万円(同6.7%減)と減収減益となりました。ただし、関係会社の株式の売却を行ったことで95億円の売却益を計上し、純利益は463億9700万円(同16.4%増)となりました。
スクエニ、3Q決算は減収減益
・新作コンシューマ出るも前期に及ばず
・FF14は前期拡張パッケージあったので及ばず
・ゲームセンタは大幅に増収増益
・出版は紙の原価高騰で減益https://t.co/9EXqcl6WFN pic.twitter.com/XZWAWg7mSN— スクエニ&ガジェットニュース:めっつぉ (@asanagi) February 3, 2023
それぞれ、セグメント別の状況は次のとおりで、全体的に大型タイトルの端境期にあたるので、振るわなかったようです。
デジタルエンタテインメント事業は、HDゲームにおいて、「CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII- REUNION」、「ドラゴンクエスト トレジャーズ蒼き瞳と大空の羅針盤」、「ドラゴンクエスト X 目覚めし五つの種族 オフライン」等の発売があったものの、「OUTRIDERS」、「NieR Replicant ver.1.22474487139…」、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」を発売した前年と比較して、新作タイトルによる収益が減少したことにより、前年同期比で減収となりました。
MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)においては、「ファイナルファンタジーXIV」の拡張パッケージ発売がなかったこと等により、前年同期比で減収となりました。
スマートデバイス・PC ブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、既存タイトルの弱含み等により、前年同期比で減収となりました。
アミューズメント事業においては、既存店売上高が前年を大幅に上回ったことを受け、前年同期比で増収増益となりました。
出版事業においては、デジタル販売及び紙媒体の販売が堅調に推移した一方で、印刷用紙等の値上げに伴う原価増に加えて、広告宣伝費の増加等により、前年同期比で減益となりました。
ライツ・プロパティ等事業においては、有力 IP にかかる新規キャラクターグッズ等の販売が好調であったものの、商品別の売上構成比が変化したこと等により、前年同期比で増収減益となりました。
アミューズメントがコロナでも好調だったのは、分析を誤っていた。最後のドラクエになれば、クロノトリガーに軸足を移せるのかもね。そんなわけないか。