スクエニは、FF11のプロデューサーが松井聡彦氏に代わり、この度、藤戸洋司氏が新プロデューサーに就任することを発表しました。松井氏がプロデューサーに就任したのは2012年8月ですので、実に10年以上の長きにわたって務めていたことになります。
私は定年まではプロデューサーを続ける覚悟でおりましたが、その先はどうなるだろうと考えておりました。その折、藤戸よりその役目を引き受けたいと申し出があったのです。 昨年はこの20年を振り返ることが多くあり、自分がプロデューサーを引き継いだのがちょうど10年前であったことと、この藤戸の申し出に何か符牒のようなものを感じました。
松井氏によると今回の交代は藤戸氏からの申し出によるものだったとのこと。
いやもう、1人の人間が会社に就職して会社員として仕事をしている期間って30年から40年くらいなわけですが、その中でFF11が20年続いているのは凄いことと同時に、「1人の人間が20年間同じゲームに携わるのがその人のキャリアパスや成長、人生を考えた時に幸せなのか?」って課題にぶち当たりますよね。そのレベルに達してしまっているFF11恐るべし。ユーザーも開発者も会社もみんながハッピーになれる仕組みや関わり方を作り上げるのがプロデューサーだと思いますので、次のFF11という「居場所」がどんなものに変わっていくのか、その手腕に期待したいですね。
松井さん、お疲れ様でした!!