FF16発売直前の生放送が行われまして、吉田Pはじめとした主要開発スタッフによる詳細情報がたくさん明かされました!かいつまんでポイントをばーっと書き起こししました。
ボイスはいつでも言語切り替え可能!
マップも存在しています。
アクションフォーカスモードでプレイを始めても、オートのアクセサリは所持しているので、強敵だったら装備したりすればよい。ストーリーフォーカスだとアクセサリは最初から装備した状態。あと違いは少しだけ敵のHPが違うくらい。
アクティブタイムロア。ゲーム中にタッチパッド長押しで、その時に必要なちょっとした解説が読める。プレイしてて謎だな?とか思ったら開いてみるとよい。後でまとめてみることもできるので、毎回見る必要はない。大変好評をいただいている機能。
今回「西からダルメキアがくるぞ!」とか、状況説明のセリフは入れていない。
ハルポクラテスはクライヴが冒険してその結果を語ると、知識として集約されて見えるようになる。
アレテストーンでバトルのトレーニングができる。
ヴィヴィアンは軍事の状況や、人物の相関図をビジュアルで見える。
これは見なくてもメインストーリーはは進められる。いま何が起きているのか事細かに知りたい人だけ見てもらえばよい。
ストーリーを体験済みになると、育て上げたクライヴをそのまま使って最初からプレイ可能になる。
「つよくてニューゲーム」では、新しいモードとして、「ファイナルファンタジーチャレンジ」が現れる。敵のレベルもアップした状態になり、モンスター配置も変わり、武器も最初には作れなかったものができたり。最初に提示したかったバランス。
アレテストーンのアーケードモードでは、スコア表示がされるので良いプレイを他の人と競うことができる。
アーケードモードには、さらに「アルティマニアックチャレンジ」がある。
スコアとAやSといったランク表示が出る。これで世界中の人と競い合ってほしい。このようなやりこみ要素がたくさんある!
体験版QA:
ストーリー多くない?⇒多いです。ストーリー冒頭なので多いです。だんだん頻度は落ち着いていきます。章の切り替わりや節目にはけっこう長いカットシーンが入ります。今回、ストーリーに集中するために、RPGを進めるうえで、町の人に話さなければならない部分をカットシーンとして作っている。
お気に入りのYouTubeなどの配信者の方がカットシーン中に見入ってしまって、黙る場合あると思うが、ぜひ一緒に映画を見ている感覚で見てほしい。
Q:日本語版のリップシンクが無い:
FF7リメイクなどAIでつけているのもあるが、今回はフェイシャルキャプチャで表情を作っており、口だけAIでやるのは無理だった。ぜひ英語ボイス・日本語字幕でもプレイしてほしい。
Q:フレームレートが落ちるんだけど
バトルは大丈夫だが街中だと落ちることがある。アップデートしていく。
デザインとして金属をあまり使っていなかったり、渋いのが好きで原色をほとんど入れてないので、本当の奇麗さは配信ではなく、ぜひPS5の体験版でプレイしてほしい。
ブラーがキツい件は、随時アップデートしていきます。さすがに発売日には間に合わないとは思うけど。
Q:アクションが単調じゃない?
召喚獣バトルはイベントじゃん?という意見もあると思うが、それはそう。音楽やハプティックフィードバックも含めて作っているので、ぜひプレイして確かめてほしい。どんどん進めていくと、どんどんエラいことになっていく。
Q:ミニマップほしかった!コンフィグもっとしたい!
ミニマップがあると、ミニマップを見て進むだけになってしまって、没入感が著しく減るため、入れなかった。マップで迷ったらタッチパッド。
Q:PS5壊れそう!
ソニーと連携して調査してます。PS5のお掃除してね。
Q:やっぱり画面暗いんだけど?
HDR非対応のテレビ・モニターだと暗めに映りがちなんで、明るめに調整してほしい。
自分のモニタがHDR/SDRどっちかチェックするには…。
今回、体験版に入っているのは全編でも屈指の暗い場所。バトルのある場所は明るめに調整している。
高井浩Dのこだわりポイント:全部
「源氏の小手」なんてアイテムもある(右下のスクリーン)
タルを壊せないのも、クライヴはタルを壊す人じゃないのでそうしなかった。
体験版でもいい絵がたくさん上がってきているが、ぜひ戦闘中などでも撮ってみてほしい。
前廣さんのこだわりポイントはストーリー。物語への没入感を徹底してきた。どのタイミングで日本語の音声を発話開始するのかを全部調整していて、祖堅氏がマジ切れをしていた。
サイドクエストやってほしい。ポーション所持数最大値上昇とか、トルガルとか。
今までのFFはプリレンダのムービーを使っていたが、今回はリアルタイムグラフィックですべて表現。つまり、プリレンダのCGの品質でリアルタイムのキャラを作った。ロードの時間を稼ぐために、一瞬だけプリレンダのムービーをはさんだりしている。そのような工夫を随所に入れている。
背景もこのくらいのレベルのグラフィックになると、植生のリアルさが必要になる。スタッフからこの気候だったらこういう植物生えませんよと突っ込みを受けて全体を見直した。
最終的に、植物の専用の担当者を置いて、地球の気候帯があったら実際どんなところにどんな植生が生えているか。地形にも年代がありそれによって生える植物が変わる。その担当が植生を見直して、植物をディレクションしている。
置いている肉とか野菜も、このエリアにこーゆう野菜はこの時代とれていないとか、こだわっている。ジョシュアが転がしているのは、「ニンジン」とはひとことも言わない。でもニンジンを避けているのをプレイヤーに伝わらないといけないので、ニンジンに見えるように何度も作り直した。時代考証にこだわって「この時代にこんなランプない」とか、やっている。
鈴木コンバットDのこだわり:アビリティシステム
1週目で自分の戦術やビルド構成が見つかっても、ファイナルファンタジーチャレンジやると「これじゃ変えなきゃだめだ」ってなる。今回、正解のないカスタマイズシステムを目指した。スタッフ内でも「俺の最強」がみんなバラバラになっていた。
祖堅氏のこだわり:
昨今のインタラクティブミュージックとはちょっと違う手法で、召喚獣バトル中にいいところでいい音楽が鳴るようになっている。小さい祖堅がみなさんのPS5にインストールされていいかんじにやっている。例えば、うまい人と下手な人ではプレイ時間が変わるので音楽も合わなくなるはずだが、そこがいいかんじに合うように音楽をいじくっている。普通にプレイすると気づかないはず。
効果音では、モーションをみて自動的に効果音を入れるのが入っている。また、環境をみて音の反響をリアルタイムに計算するシステムなども入っている。
コージ・フォックスのこだわり
普通のローカライズは、日本語版を作ってからほかの言語を作る。しかし、今回は英語中心。日本語の台本を先に作るが、収録は英語が先で。モーションキャプチャーとフェイシャルキャプチャーは英語。今回はやり方を変えた。
まずは台本を私が翻訳する。それだけだと日本語と英語ずれが生じするので、前廣さんとジョンと1日中部屋にこもって、1セリフずつこう翻訳しましたこうしますよ尺がどうなるよといちいちチェックして、日本語を変えたり英語を変えたりして合わせていった。
それをもって、モーションキャプチャー。日本人のやるような会釈とかが出ないように、ヴァリスゼアの人になるように演技指導や、セリフのその場での書き換えなども発生した。
そのあとフェイシャルキャプチャー。権利の関係で使用料無料の私の写真になっている。今回はアナベルが睨むところとか、ボイスがないところのフェイシャルキャプチャーもやっている。
このように、かっこいいセリフになるようにを優先していて、直訳にはなっていない。
鈴木さんのこだわり:カットシーン
モーションアクター選任で入ってもらって、海外でもキャプチャした。演出家でも社外で実写の演出を得意としている方や、HDゲームで実績のある方とか、カットシーンの量が膨大なのでいろいろな外部の方にお世話になった。
グラフィックに落とし込んでいくところでも、アニメーターやライティングなど各セクションでカットシーン専用チームを構築してもらった。ここにいる人たちも、現場の人たちもすごいこだわりの人たち。カットシーンこだわっているが、ゲーム体験ファーストで作った。アクションRPGで、かつカットシーンも見せるのも新しいので、そのトランジションも細かく設定した。100日くらい毎日50人か80人くらいすべて入ってもらってやってきた。
プロデューサーだから予算とスケジュールをみないといけないが、ゲーマーとして一番最初にプレイするのは自分なんだという気持ちで、これとこれが入らないのはありえないから入れて&何日かかるか教えて、つって。逆もあって、いくらカットシーンが多いゲームとはいえ、これいらないやん!ズバ!カット!みたいなのもやった。こだわったのはゲーム体験にこだわった。その分ずいぶん苦労も掛けたしお金も使っちゃった。
やりたくなかったが、マスターアップ後にバグが発見されたのでDay1アップデートあります。6月20日から先行配信しておきます。オンラインつながっていれば自動でアップデートされるのでたぶん、わからないと思います。容量は当初2枚組だったが、最後の最後に極限押し込んで1枚になった。
フラゲというかそれですらなく、盗難などで不正にパッケージを入手される例が増えている。警察・法律含めて対応している。ネット上のネタバレは撃ち落とす体制を作っているが、ネット封鎖など自衛してほしい。
6月22日(木)0:00にプレイ可能になる。全世界ではニュージーランドが一番早い。
新しいCMが流れます!
6月19日からデジタルサイネージジャック!
だんだん絵が描きあがっていって、それがCGになるというもの。ものすごいものになってる。広告少ないんじゃないの?って言われてきたが、ここに全部!
ガチの画家さんに集まっていただいた。
新宿の3D屋外広告でもやる。いきなりイフリートがビルをぶち破って出てくる。
米津さんがいかにゲーマーかというのもわかる対談になっている。
FF発売記念くじ。特賞のシヴァはこんなかんじ。
スクエニカフェでのコラボは期間追加決定。
トルガルの肉球!マシュマロでできてる。
鉄王国風火山カレーを黙々と食べるだけで食レポしないおじさんたち。
サントラ通常版CD7枚組。ミニ祖堅システムをやったために、ものすごいパターンが必要になった。結局、215曲。そっから厳選して200曲を収録。
アルティメットエディション
通常版。
吉田Pががんばってクラシック勉強して発注したが、1か所だけ発注とぜんぜん違うところがある。
吉田P「ゲーム開発者ががんばって作るのは当たり前。体験版を出してからもFF16に関してみなさんがどういうゲームをしているか、挑戦が詰まったゲームだろうし、われわれも大作スタンドアローンを作るのは1作目なので、いろいろなご意見あるのは把握している。しかも、これはスクエニ取締役としてでもありますが、ここ最近のスクエニのゲームがみなさんの期待に応えられていないものもあるのは、正直僕自身も感じていて、なんとかしてかなきゃいけないと思いますし、そっちも含めてがんばっていく。その分だけ、大丈夫かFF16?音は、ゲーム体験、バトルは、とみなさん眉間にシワがよってゲームやってる気がするので、せっかくFF最新作のお祭りで、ゲームはエンタメなんで、ぜひ「よーしゲームやったるぜ」という気持ちで遊んでもらえると、ものすごくうれしい。あらためて、6月22日全世界同時発売になりますので、よろしくお願いします!ありがとうございましたー!