FF復活の立役者、吉田直樹とは何者か」と題する記事をご紹介。特に新情報はなく、これまでの様々なメディアでのインタビュー記事等の情報を引用しながら、コンパクトに吉Pの辿ってきた軌跡をまとめた記事です。影響を受けた作品として、『Diablo』、『World of Warcraft』、『Dark Age of Camelot』を挙げ、そこから吉Pが参考にしてFF14に取り入れていった要素をまとめています。
特に『WoW』で吉田が驚いたのは、その手軽さだ。当時は「ネトゲ廃人」という言葉が一般的に用いられるほどMMORPGには莫大な時間を費やすのが当然という風潮があった中、『WoW』はコアゲーマーには相応のコンテンツを用意しながらも、カジュアルユーザーが気軽に楽しめる工夫も徹底することで、「誰もが自分の時間に応じた遊び方ができるMMORPG」の方向性を作り出した。この方向性は『FF14』も踏襲しており、わかりやすい導線、世界観を深掘りできるジャーナル、コンテンツの幅広さなど、どんな人にも楽しめるよう調整されているのだ。
記事では、今後も活躍が期待されるゲーム開発者の一人と評価しながらも『傍から見ていくらなんでも働きすぎのため、どこかで長期休養を取っていただけないだろうかとも思う。』と半分冗談っぽく締めくくっています。ほんとそれ…。