能登半島地震の影響により販売を中止していた石川県の伝統工芸「輪島塗」のFF14とのコラボレーション商品について、販売再開されることになりました!発売日は2024年6月11日(火)15:00 ~で、図柄は「バハムート」「メーティオン」の二種類。数量限定での輪島塗の若手団体、輪島漆器青年会の公式ブログでは今回の販売再開に際し、次のような経緯を記載しています。
1月に起きた震災により、輪島塗業界はたいへん大きな被害を受けました。
震災から5ヶ月が経った今でも、街の瓦礫はそのままで震災当日から変わらぬ風景が広がっています。コラボレーション商品についても一時は生産が不可能かと思われていましたが、研ぎの工程のために製品を預けていた職人が、倒壊した自宅から作業途中の製品を探し出し、ほとんどが無事な状態で帰ってきました。
蒔絵を担当する職人も、それぞれ作業場が火災に巻き込まれたり、自宅が倒壊したりと大きな被害を受ける中、すぐに道具と材料を買い直し、仕事を再開すると言ってくれました。
様々な人の協力を得て、なんとか販売を再開できるところまでたどり着くことができました。
震災を生き延びた輪島塗デザインプレート、ぜひお手にとってみてください。
能登半島地震の影響により販売を中止しておりました #ファイナルファンタジーXIV とのコラボレーション商品について、販売再開のお知らせです!
— 輪島漆器青年会 (@wajima_seinen) June 4, 2024
■発売日
2024年6月11日(火)15:00 ~
詳細はこちらのブログ記事をご確認くださいhttps://t.co/4VvT8rGp7o#FF14 #輪島塗
上塗も無事終わり、蒔絵の作業に入りました。
— 輪島漆器青年会 (@wajima_seinen) May 10, 2024
この細い金の線も一枚一枚手作業で描きます。
再販に向けて作業は順調に進んでいます! pic.twitter.com/L8VaXXD1zx
「船頭多くして船山に上る」という箴言があって、情報でも並列処理を可能にしても、命令セットは単純な方が計算速度の理論値は想像を絶する凄いものです。たとえば、安全保障の領域でも知か知財か区別できませんが、コンピュータ制御した方が文民統治を成し遂げられるので、ナポレオンのような船頭は、副官と共にソリストを好むものです。ところが、ニュートンや道元といった歴史上の偉人は、理想的には数が多いほうが外交上の問題にとっても、お食事会にお呼ばれしやすいわけです。だから、発明品は多い方がいい、特許出願数で競争するのはフェアな方がいい、テックに関するユニークユーザーは多い方がいい、そんな調子で、我々自身も防災戦略を組み立ててきたのです。日本は、略して云えば、電源の国でもあったわけです。その意味でも、リナックスやマインクラフトのように、個人的なアイディアによって、世界の趨勢を変えられる魅力的な歴史の分岐点にあって、またとない機会に恵まれていると思います。その環境は日進月歩ですから、さぁ、皆さんも一緒に楽しみましょう。(文・工学研究者)