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FF6の30周年記念で野村哲也氏へのインタビューが公式に掲載

FF6の30周年イヤーということで、スクエニ野村哲也氏へのインタビュー記事が公式FFポータルサイトに掲載されました!当時の貴重な裏話がたくさんなのですが、特に気になったところを抜粋。

モンスターデザインは『ファイナルファンタジーV』でもやっていたのですが、その時は自分と先輩で担当していて、『ファイナルファンタジーVI』の時も自分+後輩二人でやっていました。やはりボスはみんな担当したがるもので、『ファイナルファンタジーV』の時は先輩が譲ってくれたので自分が担当させてもらいました。エクスデスも色々とくっついて大きかったですが、それより大きいものを作りたいという思いがあって、その結果が『ファイナルファンタジーVI』の神々の像で爆発した感じです。

そもそも当時はいわゆるデザイン画を起こしてからドットを打つというのはあまりみんなやっていなかったのですが、自分はそのやり方でやっていました。神々の像もスケッチブックに一画面分ずつ描いて、繋がるような感じのデザイン画を描いていました。

あのラスボス戦は、階層が上がっていく仕組みが衝撃的で、デザインも美しさと禍々しさが共存している物凄いものでしたが、こんな裏があったんですね。

今では考えられないですが、自分の家に後輩が泊まりに来て一緒に企画書作ったり、深夜に会社でCDのボリューム上げて同僚たちと仕事したり、合宿感覚で制作現場が楽しかったなという思い出があります。企画より先にモンスターやキャラクターのデザインを描いたり、やりたいことを企画書に落とし込んだりして、スキを見はからって北瀬さんのところに提案しに行っていましたね。当時は意識していませんでしたが、常に面白いものを作るためのことばかり考えていたと思います。そういう面でやる気だったり実力を評価してもらえて、その後大きな仕事を任せてもらえたのかなと、勝手に解釈しています。

他にも、FF6-7時代にデザインしていた「女性ラスボス」の案がFF8でイデアとして後に具現化したり、シャドウとセッツァーについての強い想いだったり、いろいろ語られています!ぜひ全文読んでみてください

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