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初代サガ、経営陣からはパズルゲーム作れと指示されていた!河津神が明かす

ダイヤモンドオンラインにサガシリーズの生みの親である河津神のインタビューが掲載されています。それによると、ゲームボーイ向けに開発された初代サ・ガは、当初経営陣からはパズルゲームなど手軽なものを作れと指示されていたとのこと! それに対し河津さんが携帯機でもRPGを遊びたい人はいる!と主張して認められ、サ・ガが生まれました。結果として100万本を超えるヒットとなりシリーズ化されているわけですから、まさに河津さんの情熱がなければ生まれなかったシリーズというわけですね。

――長寿ロールプレイングゲーム(RPG)のサガシリーズはどのようにして始まったのでしょうか?

河津 任天堂の新型携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」に、何か新しいソフトを作ることになって。当時は「テトリス」が大流行していた時期で「何かパズルゲームなどお手軽な新しいソフト」を、という当時のスクウェア経営陣の指示に対して「携帯ゲーム機でもRPGを遊びたい人は絶対いるはず」と主張して1989年に作ったのが、サガシリーズ第1作目の「魔界塔士サ・ガ」でした。

 当時はまだ別の会社だったエニックスが86年に「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」を出して大ヒットし、スクウェアも対抗して87年に「ファイナルファンタジー(FF)」を出したばかりの頃でした。ディレクターの坂口博信さんの下で僕もFF IとIIのゲームデザインを担当しました。

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