新潟で3⽉15⽇(⼟)〜20⽇(⽊・祝)に開催される「新潟国際アニメーション映画祭」で、映画「Final Fantasy: The Spirits Within」が上映されることとなりました!この映画は2001年に全世界で公開されました。興行的には大赤字となり、ソニーの出資とその後のエニックスとの合併へつながっていくきっかけとなった作品ですが、世界初のフォトリアル系フルCG長編映画として映画史に残る作品です。日本とハリウッドの精鋭クリエイターが参加したため、日米の中間地点であるハワイに開発スタジオが設けられたことでも話題となりました。
関連:映画祭公式サイト
2001 年に世界公開された「FINAL FANTASY」は、日米が協力し最先端のスタッフと技術を注ぎ込んだ超大作です。アニメーション CG における歴史の転換点が存在するなら、本作こそがそのひとつです。その野心的な試みはその後、日本だけでなく世界のアニメーション、ゲーム技術に大きな影響を及ぼしました。制作には多くの日本のスタッフも参加。現在、大きな盛り上がりを見せる国内アニメ CG でも「FINAL FANTASY」は源流に位置します。しかし近年、本作を鑑賞する機会はほとんどなくなっていました。日本アニメが大きく盛り上がるいまこそ、「FINAL FANTASY」の CG 表現において果たした役割をもう一度注目すべき時期ではないでしょうか。
夢を録画するとか、インソムニアの源流ですよねー。
商業的失敗のイメージで黒歴史扱いされがちだけど
当時のCG作品の中では頭一つ抜けたクオリティだったよ
スクエニのPV詐欺が、ここを起点に始まったのだとしたら、諸悪の根源ですよね。
毎回、騙される方にも文句があって、部分的なカットを全体にミスリードして、その結果、がっかりさせる場合が多いのだとすれば、現在まで、それを更新するプロデュースが発見されていないのでしょう。
典型的なマネジメントの現場で、出オチとまでは言いませんけど、「倒叙型」なのに、叙述トリックが不発に終わって、犯人の謎解きが面白くなかった推理小説のような感想を抱きます。
最初の場面だけは、映画的に作り込んであるけど、ゲームデザインの性格には決して納得できないというか。恐らく、ムービーパートの演出が、メインシナリオだけに留まることで、設計そのものに還流できない「もどかしさ」が実機に反映された頃には、業界が斜陽化してしまって、このままでは、間に合わなかった救世主のような語られ方を選ぶんじゃないかと思うんです。
次回作も、その次の作品も「君側の奸」がラスボスだと予想。